Alps 株式会社アルプス技研:会社案内:アルプスエンジニア

派遣技術者のメリットを享受しながら、将来の技術者像を思い描いていきます。-鈴木

プロフィール

愛知県出身。名古屋市で生まれ育ち、アルプス技研入社後、広島で初めての一人暮らしを始める。趣味はドライブとスポーツ観戦。学生時代にアルバイトでお金を貯めて購入したステーションワゴンのマニュアル車は今でも大切に乗っている。「最初に広島に来たときはあちこちドライブに出かけたのですが、最近遠出はちょっとご無沙汰ですね」。現在の勤務先で新人教育も担当しているように営業所の「兄貴分」的な存在でもある。

広島からキャリアがスタートしました

入社直後に広島の自動車メーカーへの勤務が決まりました。仕事は電気部品の評価からスタートしました。各種部品をクルマに取り付けて作動させたり、オシロスコープを使って電気信号をみる、といったことを行います。最初は先輩のやり方を見て、そして教わりながら仕事を覚えていきました。慣れるまでに1年ほどかかりましたが、元々クルマが好きだったことも幸いして、段々と任されるようになっていきました。国内外のメーカーのクルマも分析したりできるのは、こういう仕事ならではのもので、興味深かったし勉強になりました。

技術者として着実に成長していきました

2年目からは不具合の検証も仕事に加わってきました。この仕事においては、原因を突き止めるためには電気だけを見るのではなく、機械やソフトなど多面的に見ていく柔軟性と懐の深さが必要だということを学びました。市場での色々な使用条件を想定し、再現し、試験を行うといった経験も貴重なものでした。

また所属していたチームの技術者が皆、ベテラン揃いであったこともラッキーでしたね。私が一番年下だったこともあり、皆さんに可愛がっていただきましたし、数多くのことを教えていただきました。職場の雰囲気も良かったし、先輩たちとの日常の何気ない会話のなかに仕事のヒントがあったりして、最初の勤務先として非常に環境に恵まれたと思っています。

携帯電話の音響・通話に関する開発に携わっています

4年目に電機メーカーへ異動になりました。入社前から「様々な分野の仕事を経験したい」と思っていたし、それが派遣技術者という道を選んだ理由でもありましたから、異動は希望通りです。現在は携帯電話の音響・通話に関する開発に携わっています。マイク、レシーバー、スピーカーなどの部品を、担当するキャリアが求める品質、規格に応じて調整していきます。たとえばレシーバーでいうと低域が入ってくると音声がこもるのでソフトウェアの周波数帯域を変更したりします。

所属しているチームは大きく音響・通話、ワンセグ・地デジと2つに分かれているのですが、半年ほど前から音響・通話に関しては私が主体となって開発を進めています。もちろん上司の判断は仰ぎますしその指示のもとで仕事を進めますが、責任は重大です。携帯電話開発のリードタイムが短い一方、工数は多いため大変です。携帯電話の薄型化は振動などによる音への影響を受けやすくなりますから、クリアな通話、音響を実現するための方策を考えていきます。また形状の違いによっても、同じようなことが言え、毎回一から作り上げていく感じになります。それだけ苦労も多いのですが、自分が主体となって開発・評価した製品が世の中に出ていくことによって、とても大きな達成感を味わうことができます。

異なる分野の仕事を経ながら技術と知識を磨いています

ただし、今の仕事をすべて理解しているかといえば、まだまだです。開発のかなり深い工程に関わっていますから、半年ですべてが分かるほど浅いものではありません。ソフト的なことでも今まで知らなかったこともありますし、これからも分からないことも出てくると思います。問題にぶつかったときは周りに聞いたり、自分でよく考えてトライする、それを根気よく続けることだと思っています。それで結果が得られたときは、やはり最高に嬉しいですね。最近はまた機構設計の技術者などヨコの連携も図れるようになって、仕事に好い影響を及ぼしています。

キツいけれど充実している、今の状況を言い表せばそういうことになると思います。短いキャリアを振り返ると、クルマから始まって現在は家電に関われることができたわけで、自分としては理想的ではあります。特に20代から30代前半までは色々な分野の仕事を経ながらスキル、知識を磨いていく時期だと捉えています。その派遣技術者ならではのメリットをしばらくは享受しながら、そこから将来のビジョンを描いていきたいと思っています。