不思議な現象に興味を持ち、
化学の世界へ。
とことん追求する姿勢で
仕事に没頭。
技術者の声
Engineering Service
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活躍領域
化学 自動車 家電 精密機器 半導体・LSI 航空・宇宙 産業機械 -
化学が大好きで、疑問を持ったらとことん追求する性格。「設計や開発の会社なのに工場があるのはなぜ?」という疑問からアルプス技研に興味を持つ。入社後は、電機メーカーで液晶パネルを中心に材料開発やプロセス開発に従事。エンジニアとしての腕を磨いている。
- 1社目
- 電機メーカー
出荷する全ての製品に対して品質検査を行い、フィードバックする仕事を担当しました。また、市場で不良品が出た場合は、原因を見つけるための成分分析を実施。不純物が入っていないか、他社の製品と比べて何が違うのかなど、定量分析や定性分析を使って検証する仕事を経験しました。
- 2社目
- 電機メーカーの研究所
有機物に電気を流すと動くのですが、「きれいに動かすためにはどんな材料が適しているのか」が私の研究テーマ。研究成果は、カメラのシャッターや液晶ディスプレイなどに活かされます。研究所では、「こうした方が、もっといいものになるのではないか」と自分であれこれ考えて実験できたので、うまくいったときの喜びは大きかったですね。
- 3社目
- 電機メーカー
TFT液晶とは、ガラス基板上に薄い膜状の微細なトランジスタを規則正しく並べたもので、液晶テレビやコンピュータのディスプレイなどに使われています。液晶はトランジスタによって電気的な刺激を与えられると、光の進行方向の角度が変わって濃淡を表現することが可能。私はここで、液晶を理想通りに動かすための素材の開発を行いました。
- 4社目
- 電機メーカー
デジタルレントゲン装置は、フィルムではなく、イメージングプレートやCCDセンサーを使うX線装置のこと。少ないX線でも良好な画像を得られるため、被爆線量をかなり軽減することができます。私は、レントゲン装置のパネルの開発を担当。どのように蛍光体を蒸着させればきれいに写るか、量産してもきれいに蒸着できるか、といったプロセスの開発を行っています。この仕事では、機械系のエンジニアや電気・電子系のエンジニアとの共同開発を体験。他分野の技術者と一緒に開発できることがおもしろいですね。チームでものづくりをする醍醐味を実感しています。