ギャンブルのような
設計ではなく、
ミスのない堅い設計が
仕事のスピードを上げる。
技術者の声
Engineering Service
機械系エンジニア S.K.
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活躍領域
機械 自動車 家電 精密機器 半導体・LSI 航空・宇宙 産業機械 -
工学部 機械工学科卒。2000年新卒入社。子どものころからものづくりが大好きで、それがそのまま仕事に。「スピードと精度の両立」をモットーに、光ピックアップの検査装置、工作機械、半導体製造装置などの機械設計に携わる。
- 1社目
- 電子部品メーカー
CDやDVDの光ピックアップ(記録再生部品)を検査する装置の設計を担当。CDやDVDが正常に読み込めるかどうか高い精度で計測する機械ですが、メカ系の技術者が私一人だったので、構想設計から詳細設計、組み立て、組み立ての移管作業、国内や中国など納入先の工場に出向いてのラインの立ち上げまで、全てを行いました。こちらの会社の方々とはよく飲みも行きましたし、社長とも仲が良かったので、チームとしてまとまりがありましたね。
- 2社目
- 工作機械メーカー
複合加工機とは、従来のNC旋盤の持つ機能と、MC(マシニングセンタ)が持つ機能を持ち合わせる機械のこと。機械を複合化することにより、一台の工作機械ですべての加工を終わらせることができます。標準の装置はあるのですが、「それに、こういう装置をつけてもらいたい」「こんなユニットを搭載してもらいたい」「検査機器をつけてほしい」といったお客さまからの要望があり、それに合わせて設計を行います。とくに難しそうな仕事をもらったときは、やりがいを感じますね。分からないことは、詳しい人に話を聞きにいったり調べたりして、少しずつ形にしていく。苦労したものほど、実際にできあがったときの喜びは大きいと思います。
- 3社目
- 半導体製造装置メーカー
まだ着任して間もないため、現在は標準装置の不具合を直したり、前回の複合加工機と同様に顧客対応の設計をしたりする仕事を行っています。機種が多いため、覚えなければならないことが盛りだくさん。新たな技術分野のスキルを身につけるためにも、頑張りたいと思います。