自ら動く
機械の魅力にベタ惚れ。
好きな仕事を見つけて
専門性を追求する。
技術者の声
Engineering Service
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活躍領域
機械 自動車 家電 精密機器 半導体・LSI 航空・宇宙 産業機械 -
機械システム学科卒。1992年新卒入社。さまざまな仕事を体験し、これはおもしろい!と思える建設車両設計の仕事にたどり着く。負けず嫌いで、めったにへこたれない。他の人がやってダメだった仕事でもやり遂げてしまうのは、この「あきらめない性格」のなせるワザだ。また、お客さま先の部署同士を上手くつなげることも得意としている。
- 1社目
- 製粉メーカー
海外から送られてきた小麦などの粉体を輸送したり計量したりする大型プラントをつくる仕事に携わりました。アルプス技研は機械設計の分野では王道を行く会社ですが、プラント設計は、あまりやっていません。そういう意味でも、貴重な体験になりましたね。
- 2社目
- 照明機器メーカー
競馬場の大きなTVディスプレイや、テレビ局のスタジオの照明などをコントロールする制御盤の設計を行いました。照明を明るくしたリ暗くしたリするためのスイッチが、たくさん付いたテーブルのこと。ここでは板金の基礎を学ぶことができました。
- 3社目
- システム機器メーカー
業務請負の仕事で、駅にある電車の行き先掲示板、銀行のATM、競技場の得点表示装置などの設計を行いました。
- 4社目
- 建設機械メーカー
トンネル工事の際に使用するアーキュレートダンプやシールドマシン、ダム工事でコンクリートを打つ機械など、建設車両の設計を担当。建設車両は自ら動く機械なので、設計に入る前に技術検討して裏付けを取ってから試作するのですが、そういった性能検討の作業がとてもおもしろくてはまってしまいました。
- 5社目
- 電池メーカー
一般向けの携帯電話が普及し始めたころ、電話機を置く充電器の設計を担当しました。プラスチック射出成型品も初めてで、小さいものの設計も初めてなので、今までとは勝手が違い苦労したのを覚えています。とはいえ、自分がつくったものが小売店舗で買えるという醍醐味はありましたね。
- 6社目
- 半導体製造装置メーカー
板金と購入品の機構部品を組み合わせてつくる自動機設計の仕事。ステンレスやアルミニウムといった新しい材料や、新しい表面処理の技術を学びました。
- 7社目
- 建設機械メーカー
最初はホイルローダーの開発に途中参加。その後はモーターグレーダーと言って、建設機械の中ではかなり複雑な機械の設計開発全般に携わっています。後ろに土砂を積んで地面をならす車両なのですが、仕事量に対してどれくらいのエンジン出力が必要か、排出ガス規制にどう適合させるか、エンジン・ラジエーター・クリーナー・マフラーなどの場所をどう確保するかなど、課題が山積みです。それでも、自分が図面を書いたものが動いているのを見ると、うれしさがこみあげてきますね。大量につくるものではないので、枠に捉われず開発できるのも魅力です。